我が国において心肺機能停止状態で救急搬送される患者は、年間12万人を超えます。そして、このうち80%を超える患者が虚血により死亡し、生存者の7割超が低酸素脳症により通常の生活に復帰できずにいます。 虚血および低酸素脳症の予防には、院外心停止患者への一次救命処置が重要であり、心停止を目撃した市民や救急隊員が現場で適切な胸骨圧迫を実施することが必要不可欠です。
我々は、生体情報をもとに院外心停止患者に対する胸骨圧迫の効果をモニタリングし、術者にバイオフィードバックする革新的なデバイスの実現を目指します。
Vasculoidは、Stanford大学と東京大学の共同で行われた革新的医療機器創出のためのJapan Biodesignプログラム発のチームです。